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コウモリ

コウモリ

建物の天井裏や戸袋に棲み着いてしまうのは、コウモリの中でも主にアブラコウモリです。アブラコウモリは、イエコウモリとも呼ばれています。

全長 約 4 ~ 6cm
体重 約 5~ 10 g
日本の分布 北海道北部以外の全国
特徴 小さな身体と翼

コウモリの生態

コウモリは夕方になると学校の校庭や土手、公園などで飛び交います。コウモリといえば洞窟の天井にぶら下がっているイメージがありますが、アブラコウモリは建物の屋根裏や戸袋、ビルの非常口、道路や鉄道の高架下などを棲み処にします。

コウモリの性格

コウモリは基本的に大人しく、臆病な性格をしています。静かな場所を好み、人に襲いかかってくることはありません。

コウモリの冬眠

基本的に、コウモリは11月頃から暖かい場所に集まって冬眠し、3月ごろに目を覚まします。しかし、都会には冬眠をしないコウモリもいます。

コウモリが好きな食べ物

コウモリは蚊やユスリカなどの小さな昆虫が好物です。コウモリが夕方以降になると空を飛び交うのは、昆虫を食べるためです。

コウモリの巣

コウモリは建物の屋根裏や壁の中、戸袋、ビルの換気口、道路や鉄道の高架下などを棲み処にする場合が多いです。コウモリは夜行性のため、基本的に昼間は棲み処にいます。

コウモリは家族で棲み着く

コウモリは、メスと子どもの数十匹の家族で家に住み着きます。しかし、オスのコウモリは1匹で行動することが多いです。

コウモリの繁殖

コウモリは7月頃に繁殖します。目安として1歳を迎えたら繁殖でき、10月頃に交尾してそのまま冬を越し、4月頃から妊娠し始めます。1度の繁殖で約1~4匹の子を産みます。

コウモリナイトルーストとは

コウモリは「ナイトルースト」という巣ではない家の軒先で休憩する習性があり、その場所に大量のフンを撒き散らすことが多いです。コウモリのフンは見つかるのに巣が見つからない場合は、ナイトルーストの場所となっています。

コウモリによる被害

コウモリは空を飛ぶ上に体が小さいため、一般の方では気付けないような高所の隙間にも侵入します。また、群れで暮らしていることが多いため、侵入されると被害が大きくなる可能性があります。

フンや尿による悪臭

コウモリは建物の天井裏や壁の中、戸袋など、どこか決まった1ヶ所にフンや尿をします。コウモリは自分の体重の半分以上の虫を食べるため、フンは大量です。

ダニによる身体のかゆみ

コウモリは屋外で暮らしているため、ダニがたくさん付いています。そのため、建物の天井裏や壁の中にコウモリが侵入すると室内にもダニがわき、刺されるとかゆみ、赤みなどの症状が出ます。

コウモリにはコウモリマルヒメダニやコウモリトコジラミという特別な害虫が付いていることもあります。十分に注意しましょう。

天井裏や壁の中を荒らす

コウモリは小さな体ながらもエサをたくさん食べるため、フンを大量にします。さらに、コウモリは家族で天井に棲み着くことが多い上に、決まった1ヶ所にフンをし続ける習性を持っています。そのため、コウモリの大量のフンや尿で天井に染みができ、傷んでしまう可能性があります。

騒音

コウモリは夜行性の動物なので、夜中に活動します。コウモリが建物の天井裏や壁の中に棲み着くと、夜中にカサコソと動き回ったり、キーキーと鳴いて人の眠りを妨げます。

コウモリの駆除方法と対策

コウモリ対策として、コウモリが建物内に侵入できそうな小さな穴を塞ぐ、コウモリが嫌がる忌避剤を使う、CDやアルミホイルといった光を反射するものを設置するといった方法があります。

しかし、コウモリは1cmほどの小さな隙間からでも侵入できる上に空を飛べるので、屋根や高い外壁などの一般の方では気付けないような場所からでも侵入できてしまうため、対策が困難です。

ご自身でコウモリの駆除をするのが難しい方や、駆除したけれど改善が見られない場合は、050-5604-1276までお電話ください。被害の状況のご確認、現状の診断、対策方法をご提案します。

害獣建物侵入被害相談センターとは?