害獣家屋侵入被害相談センター

自分でできる有害鳥獣対策

有害鳥獣が建物に侵入したら、被害が深刻化する前に対策することが大切です。日頃から有害鳥獣が建物や畑に侵入しないよう対策をするのが理想的です。もしも有害鳥獣の被害を受けたら、まずは有害鳥獣の種類の特定、次ににおいや光で追い出す、そして侵入口を塞ぐという順序で対策をするのが基本となります。

被害が出る前にできる対策

有害鳥獣はエサがある場所に居着きます。日頃から有害鳥獣が寄り付かないよう、エサになりそうな物を片付けておくことが有害鳥獣対策では大切です。

ごみを片付ける

ゴミ捨て場の生ゴミを毎回片付けることが有害鳥獣避けになります。ネットや柵を付けずに生ごみをゴミ捨て場に置いたままにすると、有害鳥獣にとっては定期的にエサが補充されるエサ場となります。やがて、その有害鳥獣は近辺に定着するようになります。

エサを置かない

猫や犬などのペットを外で飼っている方は餌はこまめに片づけるように心がけましょう。ペットフードが有害鳥獣のエサとなってしまいます。また、餌付けをすることも人間に対しての警戒心をなくし、人間の生活圏に定着するきっかけとなります。

巣を作りやすい場所を減らす

倉庫や納屋など、人の気配がない場所は忌避剤を置くなどして有害鳥獣が棲み着かないよう工夫しましょう。また、建物の天井裏に敷かれた断熱材は有害鳥獣の巣の材料とされてしまうため、巣にされにくい板状の断熱材にすることも対策方法として挙げられます。

農作物を畑に放棄しない

農作物の廃棄分をそのまま畑に放棄せず、穴に埋める、燃やすなどの処理をしましょう。農作物の廃棄分は人間にとってはゴミでも、有害鳥獣にとってはエサとなります。

電気柵を設置する(畑が対象)

電気柵は有害鳥獣の目線の高さに合わせて正しく設置することで効果を発揮します。電気柵は、触れると電気が流れて危険な場所であると学習させる心理柵です。作物を育てていない冬季は通電していないことを学習されないよう、冬季も通電を続ける、草刈りや線のたるみ改善などのメンテナンスが重要です。

柵を強化する(鶏舎)

鶏舎の枠の素材を金属製にして金網の強度を上げ、こまめに点検しましょう。イタチやテン、アライグマなどの有害鳥獣は柵をこじ開けたり、隙間から鶏舎内に侵入します。

有害鳥獣の特定方法

有害鳥獣の被害を受けた際、まずは動物の種類を特定しましょう。種類を特定することで、やるべき対策を決定しやすくなります。

足あと

■ハクビシン

ハクビシンは踵まで地面につけて歩きます。ほとんど爪痕はつかず前脚と後脚ともに全体的に丸みを帯びた足あとをしています。前脚の足あとは長さが5㎝、幅が4.5㎝程度。後脚の足あとは長さが10㎝、幅4㎝程度です。

■アライグマ

アライグマは歩くときに踵を地面につけるので、縦長の足あとを残します。5本の長い指がくっきり残るので全体は人間の手形に類似します。前脚の足あとは長さが5.5㎝、幅6㎝程度。後脚の足あとは長さが6.5㎝~8㎝、幅5~6.5㎝程度。天井裏の断熱材にも上にも足あとが残りやすいため他の有害鳥獣との区別がつきやすい特徴的な足あとです。

■イタチ

イタチの足あとは長さ、幅ともに約3㎝程度です。肉球よりも爪痕が目立ちますが、小さく体重の軽い動物のため足あとが残りにくく指の数が4本しかつかない場合もあります。

■テン

テンの足あとは長さ、幅ともに約4㎝程度です。イタチの足あとよりもやや大きいものの、形はよく似ています。

■アナグマ

アナグマは穴を掘る特性上横幅が広く、5本指で爪痕が指から少し離れてつきます。指跡が並んでつくことも特徴的で、長さは6~7㎝、幅は約5㎝です。

■ネズミ

ネズミは小型の動物なため、歩幅が5cm前後です。足あとは小さな点々が複数見られ、前足と後ろ足の形が大きく異なります。足の長さは直径3cm以下です。

■ハクビシン

ハクビシンのフンは餌や時期によって異なりますが、よく種子が混ざっています。ねぐらなどに溜め糞をするので、一か所にフンが溜まっている場合はハクビシンである可能性が高いです。

■アライグマ

アライグマのフンは食べた餌の内容によって形状が変化し、細かく咀嚼せずに食べることからフンの中には動物の骨や種子などの断片が含まれています。フンの直径は2~3㎝程度、長さは5~18㎝程度です。

■イタチ

イタチは主に肉食のため、捕食した鳥類や小動物の毛などが混じっていることが多く、フンの臭いがとても強いです。フンの直径は6.5㎜~7㎜程度です。

■テン

テンは小動物以外に柿やヤマブドウも食べるため、内容物は季節、餌によって異なります。イタチよりも体が大きいためフンもイタチに比べて大きく直径は10㎝~11㎝程度。

■アナグマ

アナグマのフンの形状は棒状で、表面に光沢があり、ハクビシンほどではありませんが、小規模の溜め糞をします。

■ネズミ

ネズミは種類により形状が異なります。クマネズミのフンは楕円形で、5~10mmほどの大きさ、ドブネズミのフンは両端がとがっていて太く、1cmほどの大きさ、ハツカネズミのフンは両端がとがった米粒大です。

食害

■ハクビシン

ハクビシンは雑食で、柑橘類やぶどうなどを特に好みます。ハクビシンは、トウモロコシの食害では茎を斜めに倒して実を食べ、スイカの食害は頭を実の中に突っ込んで食べるため穴が大きくなります。また、みかんの食べ方は外皮を手で押さえて果実を剥がして食べるので、人が剝いたような綺麗な皮が残るのが特徴です。

■アライグマ

アライグマは雑食で、特にとうもろこしやスイカなどを好んで食べます。アライグマの食害は器用な前脚を使った食べ方が特徴的で、特にスイカや柑橘類は5~6㎝ほどの穴をあけくりぬくようにして中身だけを食べます。

■イタチ・テン

イタチやテンは雑食で、特にネズミや鳥を食べることが多いです。イタチ・テンはニワトリなどを捕食する際は食べる分以上に獲ります。また、捕食する際は安全な巣まで持ち帰ります。

■アナグマ

トウモロコシやスイカなどの甘みのある果実を好んで食べ食害し、土壌の昆虫の幼虫も食べるので田畑の土を掘り返して荒らす弊害も発生します。

■ネズミ

ネズミは雑食のため何でも食べます。洗面台の石鹸までも食べてしまします。また、食材はプラスチックケースなどに入れておいても、前歯でケースを食い破ります。

侵入口の汚れ

侵入口付近には有害鳥獣が頻繁に出入りするため密集して残っていることが多いので屋根や家の外周を確認し、足あとが多数残っている箇所があれば付近に侵入口がある可能性が高いです。
また、目立つような大きな穴からではなく、見つけずらい狭い隙間などから侵入しているケースが多く、狭い隙間を通った際に体がぶつかることで付着する黒い汚れからも判断することが可能です。

カメラ設置

有害鳥獣を特定したい場合は暗視カメラの設置が有効です。しかし、適切な場所に設置しなければ有害鳥獣の姿を捉えることが出来ません。設置場所は、以下の3か所が有効です。

■侵入口付近

侵入口が特定できている場合は侵入口付近に設置するのが効果的です。

■被害が生じている場所

お家の中であれば屋根裏や床下などの、音がよく聞こえる場所、巣になっている場所に設置しましょう。畑などの作物が荒らされている場合は畑への設置も有効です。

■足あとが良く見つかる場所

足あとが良く見つかる場所は有害鳥獣の通り道となっている可能性が高いため、効果的な設置場所です。

有害鳥獣の侵入口を塞ぐ

建物から有害鳥獣が出ていっても、侵入口を塞がなくては再び被害が起こる恐れがあります。侵入口を塞ぎ、根本から被害を解消しましょう。

  1. 追い出し
  2. 侵入口を特定する
  3. 屋内に有害鳥獣がいないこと確認する
  4. 侵入口を塞ぐ

1.追い出し

有害鳥獣の種類を特定したら、対象の動物が嫌うにおいで追い出します。動物は縄張りを示したりコミュニケーションを取る際ににおいを利用するため、嗅覚が敏感です。動物が嫌うにおいを放つ忌避剤や薬剤はホームセンターなどで取り扱っており、簡単に入手できます。
また、目立つような大きな穴からではなく、見つけずらい狭い隙間などから侵入しているケースが多く、狭い隙間を通った際に体がぶつかることで付着する黒い汚れからも判断することが可能です。

■木酢液

木酢液は酢酸やアルコールが含まれており、園芸で虫よけとして用いられます。殺菌作用、菌の不活性化の作用もあります。燻したようなにおいに山火事を連想し、動物は本能的に身の危険を感じて近寄らなくなります。園芸用のものでも効果が見込めますが、動物避け用の木酢液も販売されています。

・使用方法

木酢液は地面に近い位置に設置すると、より高い忌避効果を得ることができます。通常、有害鳥獣の鼻は地面の近くに位置するためです。鼻よりも高い位置に木酢液を設置すると、風でにおいが流れて効果が薄まります。

■ライト

有害鳥獣は突発的な強い光に対し、驚いて逃げます。動物は赤と青の二原色を見分けることが出来るとされており、光の色が赤もしくは青色の光力の強いLEDライトを使用することで効果的に追い出すことができます。ランダムに光ったり超音波や音を一緒に発生させるライトを使用することで、有害鳥獣のライトへの慣れを遅らせる効果を望めます。

・使用方法

有害鳥獣の侵入口付近に設置することで建物への侵入を防ぐことができます。侵入口が特定できない場合は、有害鳥獣が棲み着いている場所に設置しましょう。

■音

ブザーや超音波単一の撃退装置よりも、天敵であるオオカミや猛禽類の鳴き声を利用したものが効果が見込めます。ライトと併用することで、より効果的に有害鳥獣を追い出すことが出来ます。

・使用方法

有害鳥獣の侵入口や通り道に設置することで追い出すことができます。大きな音を発するものはご近所の迷惑になったり、自身の生活の妨げになる可能性があるため、注意が必要です。

2.侵入口の特定

有害鳥獣の侵入口は一つとは限りません。侵入口が一つだけしかなかった場合でも、そこを塞ぐことで再び侵入しようと別の侵入口を作ることもあります。侵入口になりそうな箇所を完全に無くすためには徹底して塞ぐ必要があります。

■足あと

有害鳥獣の侵入口付近には、多くの足あとが見られます。コウモリは飛んで移動するのでフンによって判断します。コウモリの糞は黒っぽく0.5~1㎝ほどの大きさで、昆虫を主食としているため水分が少ないのが特徴です。

・侵入されやすい箇所

寄せ棟屋根・・・寄せ棟屋根は屋根の一番てっぺんから四方向に屋根が広がるように下がってきている屋根です。築年数が古くなるほど「雨押さえ」と呼ばれる箇所が劣化し、有害鳥獣は自分が通れるほどの大きさの侵入口を作ってしまう可能性があるため、注意しましょう。

切り妻屋根・・・本を開いて覆いかぶせたような屋根で、継ぎ部が他の屋根の造りよりも少ないです。軒先天井には注意が必要です。

入母屋屋根・・・寺社仏閣の屋根に多く使われており、複雑な形状のため特に継ぎ部が多いのが特徴です。

基礎給気孔・・・経年劣化により基礎給気孔に穴が開き、わずかな隙間をくぐって建物の基礎内に侵入して屋根裏まで登るというケースが多くあります。

家の周りの穴・・・イタチ、テン、アナグマはお家の周りに穴を掘り、そこから基礎の中に侵入することもあります。特に、アナグマは穴を掘ることが得意なので基礎の作りが甘い建物や、築年数の古い建物を狙います。

3.屋内に有害鳥獣がいないこと確認する

有害鳥獣が屋内から出ていったかどうか確認する方法として、可能であれば、暗視カメラを侵入口や被害のある個所に設置し、追い出した後に戻ってきていないことを確認します。それ以外の方法としては、鍋などを叩いて大きな音を出して反応がないことを確認しましょう。建物の中に有害鳥獣を残したまま侵入口を塞ぐと、屋内に閉じ込められてパニックになって暴れたり、配線をかじって断線させる可能性があります。屋内で餓死した場合は、死骸の腐敗のよる不衛生かつ健康面への悪影響が懸念されます。また、建物内で有害鳥獣が繁殖している場合、自分で逃げることのできない幼獣が取り残されてしまう場合があります

4.侵入口を塞ぐ

侵入口封鎖の作業を行うにあたり、主に以下の道具や資材を使用します。

工具:金槌・電動ドリル・ドライバー・釘・ボルト・ホットボンド・グルーガン・かなばさみ

資材:パンチングメタルなどの加工しやすいアルミ板・鉄製の網・砂利

侵入口封鎖に使用する資材はできるだけ頑丈なものを選定し、工具でしっかり固定します。
アライグマなど器用で力の強い有害鳥獣は、侵入口の塞ぎ方が甘いと自分の通れる程度の隙間まで再びこじ開けてしまいます。

コウモリは1㎝ほどの隙間から建物の中に侵入します。さらに、飛ぶという特性上、他の有害鳥獣よりも侵入口が高所になる場合が多くあります。高所での侵入口封鎖作業は慎重に行いましょう。

有害鳥獣を捕獲する

自治体の許可を得れば、有害鳥獣を捕獲できます。追い出すだけでなく捕獲したい方は、まずは捕獲許可をもらいましょう。

捕獲の流れ

  1. 捕獲する許可をもらう
  2. 捕獲する
  3. 処分する

1.捕獲する許可をもらう

有害鳥獣を捕獲するための許可をもらいます。捕獲申請を行う際に駆除方法と捕獲後の処分方法を記載し、その通りに駆除作業をしなければなりません。
また、基本的に捕獲後は自分の手で殺処分しなければなりません。手続き方法は自治体ごとに違うため、お住いの自治体の窓口に問い合わせましょう。

2.捕獲する

自治体に申請した通りの方法で捕獲します。捕獲に使用する罠は自治体によっては貸し出していますが、自治体の用意がない場合はご自身で購入しなければなりません。
罠に設置する餌は有害鳥獣の食性によって異なります。

ハクビシン 果物
アライグマ 果物・スナック菓子・揚げパンなどの油分や甘味の強い食べ物
イタチ からあげやフライドチキンなどの加工肉
テン からあげやフライドチキンなどの加工肉
アナグマ 果物・ピーナッツ・トウモロコシ

3.処分する

ほとんどの自治体では、有害鳥獣を捕獲したら捕獲した本人が処分する決まりとなっています。処分方法は「放獣」と「殺処分」がありますが、基本的には殺処分の許可しか下りません。

■放獣

家から離れた山や林で有害鳥獣を逃がします。家の近所で逃がすと戻ってきてしまう可能性があるため、遠くで逃がしましょう。

■殺処分

殺処分の方法としては以下の方法が挙げられますが、主に苦痛をできるだけ与えない方法で殺処分しなければならず、場所の指定をされることもあります。

・炭酸ガスによる殺処分

刺激性のない二酸化炭素を密閉された空間で充満させ、昏睡状態にして殺処分します。

・麻酔による殺処分

静脈に大量の麻酔薬を注射して殺処分します。

■捕獲奨励金について

鳥獣による農林水産物の被害防止のために、対象鳥獣の捕獲者に対して捕獲奨励金を交付している自治体があります。
市区町村ごとに対象鳥獣や金額は異なり、書類の提出などの申請が必要となりますので捕獲申請を行う際に一緒に確認しましょう。

捕獲の流れ

有害鳥獣は鳥獣保護法で保護されているため無許可での捕獲、駆除が禁止されています。イタチのメスは捕獲することができません。
また、箱罠などの捕獲器を使用する場合は自治体によっても異なりますが、狩猟免許(わな猟)を保有していなければ使用できないこともあります。詳細は自治体に相談しましょう。

ネズミの対策方法

ネズミは身体が小さく、建物のいたるところから内部に侵入することが出来ます。一度侵入されると天井裏などで繁殖し、被害が深刻化すると生活スペースにまで活動範囲を広げ、家財や食べ物をかじったり、いたるところにフンをします。早期に対策をしなければなりません。

ネズミ対策の手順

  1. 侵入口や通り道を特定する
  2. ネズミを捕獲・退治・追い出す
  3. 侵入口を塞ぐ

1.侵入口や通り道を特定する

侵入口や通り道を特定するには、「ラットサイン」と呼ばれるフンや足あと、繰り返し身体が擦れてできた黒ずみなどの痕跡を確認します。特に侵入口付近に多く確認されるため、穴の付近に黒い跡がある場合はそこが侵入口である可能性が高いです。ネズミのフンも通り道となるところに多く見られる傾向があるため、フンや足あとでネズミの行動経路を特定してスムーズに対策を行いましょう。
また、ネズミは配線の上など暖かい場所を好んで通る習性もあるため、罠を設置する際は配線近くに設置するのも有効な手段です。

2.ネズミを捕獲・退治・追い出す

■捕獲方法
◇粘着シート

強力な粘着力のあるシートでネズミを捕獲します。

・使用方法

一か所に5枚以上、隙間なくネズミの通り道に設置します。
被害のある個所が多く侵入経路が多い場合は大量に購入しなければなりませんが、捕獲後の処理を含めて初めて捕獲を行う場合はおすすめの捕獲方法です。

・注意点

ドブネズミは体長25㎝を超える個体もおり、粘着シートにかかっても逃げてしまう場合があります。
捕獲できなかったり、粘着シートがずれているときはかご式トラップへの変更も検討しましょう。

◇かご式トラップ

かごの中におびき寄せ、生きたまま捕獲する方法です。

・使用方法

食害に遇った食材を使用するのが効果的ですが、食害に遇っていない場合は、穀類、肉類、魚類を罠の中に入れ、被害のある個所に設置します。

・注意点

◇殺鼠剤(毒餌)による退治方法

・使用方法

ネズミの被害がある場所に設置します。近年のネズミは賢く、毒餌をただ設置するだけでは食べない場合があります。ネズミの好物となる餌と混ぜることで食べてもらいやすくなります。

・注意点

ネズミの中には殺鼠剤に対して抵抗を持っている、「スーパーラット」と呼ばれている個体がいます。毒餌が減っているにもかかわらずネズミ被害が無くならいない場合は、別の手段に変更しましょう。

◇追い出す方法

・燻煙剤

効果・・・広範囲かつ狭い場所にも、追い出し効果を発揮します。

・設置型忌避剤

効果・・・持続力に長けていますが風通しの良い場所では効果が薄く、人間やペットにまで悪影響を与える可能性があります。使用する際は商品の注意事項をよく読み、正しく使用しましょう。

・超音波

効果・・・燻煙剤に比べて手間が少なく設置型忌避剤のような危険性もありませんが、ネズミが慣れてしまうため長期的な効果が期待できず一時的な予防策となります。

・回転灯

効果・・・ネズミに対してストレスを与え、住みづらい環境を作ることができます。特に赤い色のライトはより強いストレスを与えることが出来るといわれています。
定期的に掃除をしないと火災を引き起こす可能性があるため、屋根裏に設置する際は注意が必要です。

3.侵入口を塞ぐ

ネズミはわずかな隙間から建物の中に侵入することができ、壁や床をかじることで新たに侵入口を作ります。
ネズミの侵入口を塞ぐ際は入念に徹底して行わなければなりません。
使用する資材は以下がおすすめです。

■パンチングメタルなどの金属板

加工がしやすく頑丈なので、かじって穴を開けられる心配はありません。ただ、狭い隙間に対応できるわけではないので、ある程度塞いだらその隙間をパテで埋めるなどの工夫が必要です。

■パテ

パテは狭い隙間を埋めるのに最適な資材です。中にはカプサイシンのようなネズミが嫌いな成分を含んだ防鼠処理が施されているものもあります。

■砂利

ネズミは建物の周りに穴を掘って、下水管に沿って建物の中に浸入する場合も多くあります。砂利はネズミが穴を掘って侵入するのを防ぐのに効果的です。

■防鼠ブラシ

ネズミの侵入口や通り道にに挿入します。パイプや柱に巻きつけてネズミが登ってくるのを防ぐ使い方もできます。

二次被害対策

二次被害対策は、有害鳥獣による被害の再発予防と、建物の住環境を元に戻すための作業です。この作業を怠ると、追い出した有害鳥獣が再び戻ってきたり、新たな被害を招くことにつながります。

糞尿の清掃

天井裏や床下に残されたフンや尿は悪臭被害につながり、更にそのにおいにつられてほかの有害鳥獣が侵入してしまう可能性があります。
ほうきとちりとりなどを使用してきれいに清掃しましょう。

ダニ・ノミの駆除

有害鳥獣には必ずと言っていいほどダニやノミが寄生しており、巣になっていた場所にはダニやノミが取り残されています。
放置すると生活スペースに移動してきたダニやノミが人間を刺して、繁殖してしまう恐れがあります。ダニやノミは専用の薬剤を散布するなどして駆除しましょう。

消毒・消臭作業

有害鳥獣の巣があった場所や糞尿被害がひどかった場所を中心に、次亜塩素酸水溶液やエタノールを使い、消臭・消毒しましょう。

有害鳥獣の対策方法にお悩みの方は、044-798-3103までお電話ください。対策方法をご提案します。

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