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ハクビシン(白鼻芯)Masked palm civet

ハクビシン

鼻から額にのびる白い筋、灰色がかった茶色い毛に覆われた長い胴と尻尾、短い手足が特徴です。

全長 約 90 ~ 110 cm
体重 約 2 ~ 6kg
日本の分布 沖縄県以外の全国
特徴 鼻から額にのびる白い筋

ハクビシンの生態

ハクビシンは、日本に棲む野生動物の中で唯一のジャコウネコの仲間です。国内では沖縄を除く全国、世界では台湾、中国南部、インド、東南アジアなどに生息しています。ハクビシンが外国から来た外来種の動物か、元々日本にいた在来種の動物かは未だに分かっていません。

ハクビシンの性格

ハクビシンは臆病ながらも凶暴な性格です。人間に出会うと基本的にはすぐに逃げてしまいますが、攻撃をしてくる場合もあります。ハクビシンを見付けても近寄らないよう心掛けましょう。

ハクビシンが好きな食べ物

ハクビシンは雑食で、小動物、鳥や卵、昆虫、果物、野菜など、何でも食べます。その中でも特に大好物なのがブドウやサクランボ、桃などの甘い果物です。

ハクビシンは運動能力が高く器用

ハクビシンは木登りが得意で、電線や木の枝などの足場が悪い場所も平気で移動できる器用な動物です。また、ジャンプするのも得意で、1m以上垂直にジャンプできるものもいます。

しかし、ジャンプをして他の場所へ飛び移ることは苦手なため、飛び移らなくてはならないときは地面に下りてから移ります。

ハクビシンの巣

ハクビシンは屋根裏や倉庫、山の洞窟や木の陰などにいくつかの巣を持っています。昼間はそれらの巣のうちのどれか1つで眠り、夜になると巣から巣へと転々とします。

ハクビシンの繁殖

ハクビシンの繁殖時期は特に決まっていませんが、1年に1回繁殖します。夏~秋にかけて多く繁殖する傾向があり、約2か月の短い妊娠期間で2~3頭の子を産みます。生後10か月以降で繁殖できる身体になります。

ハクビシンによる被害

ハクビシンは人間の生活に様々な被害をもたらします。大きな身体でありながらも小さな隙間を出入りすることができ、器用で運動能力が高く、何でも食べるためです。

フンや尿、食べ残しによる悪臭

ハクビシンが建物の天井裏や床下、壁の中を巣にすると、そこで糞尿をします。また、ハクビシンは縄張りのアピールや威嚇のために、肛門の近くにある臭腺から強い悪臭の黄色い分泌液を出します。

さらに、持ち込んだエサの食べ残しの腐敗による悪臭もあります。

ダニやノミによる身体のかゆみ

ハクビシンにはダニやノミが付いています。ハクビシンが建物の天井裏や床下、壁の中を巣にすると、室内でダニやノミが発生する可能性があります。刺されるとかゆみや腫れの症状が出ます。ダニの中でも、ヒゼンダニは疥癬(かいせん)という皮膚病の原因となるダニです。疥癬は人間やペットにも感染するため、十分に注意しましょう。

天井裏や床下を破壊、火災

ハクビシンには、同じ場所でフンをする「溜め糞」という習性があります。ハクビシンが建物の天井裏や床下、壁の中を巣にすると、同じ場所で頻繁に糞尿をします。その箇所ではだんだんとフンや尿が染み、不衛生なだけでなく、傷みにも繋がります。

また、ハクビシンは体重が重いため、天井裏で活発に活動すると天井板を破ってしまう場合があります。

さらに、深夜に活動的になったハクビシンが配線にじゃれて噛んで遊んだことにより、漏電して火災になった事例もあります。

騒音

ハクビシンは夜行性の動物なので、夜になると頻繁に巣を出入りします。その際、天井裏を走り回りドンドン、ドタバタと大きな足音を鳴らし、人の睡眠を妨げる可能性があります。

農業被害

ハクビシンは、ぶどうや桃などの甘い果物やとうもろこしなどの農作物が好物です。そのため、果樹園や畑を荒らして作物を食べてしまてしまうこともあります。

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ハクビシンの対策と駆除方法

ハクビシンの対策として、生ごみを毎日片づけることが挙げられます。農家の方や家庭菜園をしている方は、農作物をそのまま捨てないよう気を付けましょう。日頃からハクビシンが嫌がる忌避剤を散布、設置、強いライトを設置しておくことも有効です。
すでに建物にハクビシンが棲み着いてしまった場合は、ハクビシンには巣に帰る習性があるため、侵入口を塞がなくてはなりません。先に必ず忌避剤や強い光、大きな音でハクビシンを追い出してから侵入口を塞ぎましょう。侵入口を1つ塞いでも安心せず、他の侵入口も慎重に調査してください。足音やにおいなど、ハクビシンの気配を感じなくなったら駆除は成功です。

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ご自身でハクビシンの駆除をするのが難しい方や、駆除したけれど改善が見られない場合は、044-798-3103までお電話ください。被害の状況のご確認、現状の診断、対策方法をご提案します。

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